スマッシュマティック

実機について 1974年、任天堂から登場したエレメカの一種。
ラケットでボールを打ち合う対戦ゲームである。

筐体にはラケットが装備されており、レバーに連動して左右に移動する。
レバーの手元のボタンを押すとラケットが置き上がり、タイミング良くボールを打ち返す。
ボールは長いバーを介して根元の可動部と連結しており、ラケットの打ち返した方向に応じて可動する。
9点先取したプレイヤーが勝利となる。

作品について 長らく「パンチアウト!!」1種類しか無かった任天堂の筐体ミニチュアでしたが、
内容を充実させるべく2015年5月の連休から、様々なタイプの筐体を一気に12機種も手掛けてきました。
この「スマッシュマティック」は、今回のミニチュア計画の早い段階から制作を始めていましたが、
色々と試行錯誤を繰り返した結果、完成したのは7月の半ばも過ぎた後でした。
非常に小さい筐体ですが、完成まで意外と手こずりました。
特にラケットとボールの可動は個人的にも一番拘った部分で、時間を掛けて位置合わせと修正の繰り返し…
ボールと接続する長いバーも、その根元の回転部分も実物通りに可動しますが、
フィールドの幅の広さを間違えてしまい、ラケットが完全に収まらなくなってしまいました。
結局、この失敗でラケットの起き上がりも左右移動も諦めました。

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